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目次

  1. はじめに
  2. 女性用風俗で不感症は改善できるか
  3. 女性の不感症
    1. 不感症とは?
    2. 一般的な不感症は2種類に分けられる
      1. 膣内が感じない
      2. オーガズムを感じられない
  4. 不感症の主な原因
  5. 不感症の原因の分類と性の三相概念
  6. それぞれの段階ごとの不感症の原因
    1. 性欲レベルの問題
    2. 興奮レベルの問題
    3. オーガズムレベルの問題
  7. 女性の不感症は女性だけのせいではない
  8. オーガズム不全・無オーガズム症という不感症
  9. 不感症改善のメリット
  10. 女性用風俗で不感症を改善
  11. 女性用風俗で対応が困難な不感症タイプ
  12. 膣内が全く感じないという悩みについて
  13. 女性用風俗で不感症を改善するためのコツ
    1. 身を委ねること
    2. 自分でも頑張ること
  14. 何回通えば改善するのか?について 
  15. 女性用風俗店・女風セラピストを選ぶコツ
    1. 初回時の選び方
    2. 継続するかどうかの判断基準
  16. 女性用風俗と自己開発どちらがいいのか?
  17. 自分でできる不感症改善
    1. 興奮を高める練習
    2. 感じやすくなるための身体作り
  18. パートナーの教育の必要性
  19. その他改善方法色々
    1. 媚薬は効果があるのか?
    2. お酒は効果があるのか?
  20. 医療機関における不感症改善
    1. 性交痛はまずクリニックへ
    2. クリニックでは不感症改善が難しい?
    3. クリニックで行われる不感症改善の施術
      1. 産婦人科・美容クリニックでの治療
      2. 心療内科・心理カウンセリングでの治療
  21. まとめ

はじめに

FOUNDATION」では、性のお悩みがある女性に多く女性用性感マッサージを体験していただいています。性のお悩みでよくあるのはセックスレスがつらい、パートナーのセックスが不満、といった内容や、特に多いのは中でイったことがないのでイってみたい、膣内が感じにく(感じない)ので改善したい、といった内容です。

現在の日本では女性のセックスのお悩みについて相談出来るところが少なく、あっても表面的な相談しか出来ず解決に至らないという事が多いようです。性教育系のコンテンツを提供する人が増えてきてはいますが、どうしてもセンシティブな部分まで深く踏み込むのは難しいと言えます。

それに対して女性用風俗のセラピストはセンシティブな部分にも踏み込めてかつ直接的な施術ができるという事で、女性のセックスのお悩み相談所としても機能していくようになるんじゃないかと予想しています。

本記事では、不感症の原因や女性用風俗での解決方法等を中心に解説していますが、後半では自分でできる不感症改善の方法にも触れています。

女性用風俗で不感症は改善できるか

早速ですが、結論から言うと女性用風俗では不感症の改善が期待できます。性交痛を伴う場合はまずはクリニックに行っていただきたいのですが、性交痛が無い場合や、クリニックに行って肉体的に問題ないといわれた場合はむしろ女性用風俗の方が改善しやすいかもしれません。

ただし、不感症と言っても原因は様々なので女性用風俗では対応が難しいタイプや、改善まで時間を要するタイプもあります。

女性の不感症

不感症とは?

不感症とは医学的にそういった病名があるわけではなく一般的な呼び名です。医学的には、アメリカ精神医学会による『精神障害の診断と統計マニュアル』(DSM)等で性機能不全という概念が定義されていて、性欲低下障害、性嫌悪障害、性交疼痛症、膣痙攣、オーガズム障害といった分類分けがなされています。

それぞれの症状は完全に独立したものではなく、複雑に絡み合って不感症の原因となったり、不感症から派生したりしています。

一般的な不感症は2種類に分けられる

膣内が感じない

不感症というと、文字のイメージ通り感じにくいという事でまずは膣内が感じない(全く感じない、感じにくい)ということが挙げられます。その他、乳首が感じにくい、全身的に感じにくいと訴える女性もいますが、膣内も膣以外も感じないのは根本的には原因は同じです。

オーガズムを感じられない

二つ目はオーガズムを感じることができない(感じたことが無い、感じる頻度が少ない)という事です。意外に思われるかもしれませんが、医学的にはオーガズム障害(オーガズム不全)というカテゴリーが存在しています。

女性がオーガズムを得られないということでクリニックを訪れることはほとんど無いらしいのですが、男性のオーガズム障害(膣内射精障害等が最近は有名です。)は、妊娠に直結するため問題が表面化しやすくクリニックに相談に来るカップルが比較的多いようです。

不感症の主な原因

不感症の原因は細かく分けると色々とありますが、女性用風俗に来る方の場合はほとんどが女性側のメンタル的な問題かパートナーの問題です。

メンタル的な問題では、直接因(比較的軽い心理的要因)から深層因(その人の歴史や経験において根深い心理的要因)に分けられ、パートナーの問題では、知識や技術等の根本的なテクニックによるものと、前戯や焦らしを積極的にしない等のセックスに対する態度によるものに分けられます。

不感症の原因の分類と性の三相概念

まずは不感症の原因を考えるにあたってセックスをいくつかの段階に分割してみると理解しやすいです。一番有名なのは、ウィリアムH.マスターズとヴァージニアE.ジョンソンが提唱した「人間の性的反応サイクル」です。

マスター&ジョンソン-性的反応サイクルslide playerより引用

このモデルでは、生理学的反応に基づいて分類分けされていて、興奮期(excitement phase),平坦期(plateau phase),絶頂期(orgasmic phase),消退期(resolution phase)の4つに分けられています。

対して、ヘレンS.カプランは、興奮の前にまず性欲があるとして、欲求相(性的活動についての空想と欲求)、興奮相(女性では腟潤滑化と膨張、男性では勃起)、オーガズム相(快感の絶頂期で女性では腟壁の収縮、男性では射精を伴う)の三つの相に分けることを提唱しました。

カプランの性の三相概念slide player より引用

このカプランの『性の三相概念』は、アメリカ精神医学会発行の『精神障害の診断と統計マニュアル』(DSM)における性機能不全の分類のための基礎的理論にもなっているようです。

女性の不感症を考えていくにあたって筆者もカプランと同様に、性欲、興奮、オーガズムの3つの相にわけて考えるのが分かりやすいと考えています。

性欲相と興奮相はセックスで感じられない(感じにくい)という問題に直結し、オーガズム相ではオーガズムに達することができない(達する頻度が少ない)という問題に繋がります。

性欲、興奮、オーガズムの3相に加えて、精神医学的には以下の2つの視点からさらに分類分けして考えられます。

生来型or獲得型

生来型=生まれてからずっと

獲得型=ある時点から問題化した

全般型or状況型

全般型=どんな状況でもだめ

状況型=特定の状況(特定のパートナー)でだめ

補足

なお本記事ではこの3つの相の分類分けや中身について、あくまで筆者の女性用性感マッサージ師として経験から分類しており医学的なものとは分け方が異なりますのでご注意ください。

それぞれの段階ごとの不感症の原因

性欲レベルの問題

まずはそもそも性欲が無い、性欲が湧かない(湧きづらい)という問題です。興奮以前の問題なので膣内が全く感じないだけでなくクリトリスですら感じない(感じにくい)レベルの方もよくいます。

性欲レベルの原因は性機能不全の中でも特に深刻なものとされています。主な原因としては、加齢によるもの、仕事等の過度なストレスによるもの、うつ病等の精神疾患によるもの、アセクシャル、性嫌悪症等があります。

アセクシャルとは性的欲求を持たないセクシャリティのことで調査によると100人1人は存在するとも言われています。アセクシャルはあくまでセクシャリティということでそもそも改善すべきものでもないと考えられます。

興奮レベルの問題

性欲は(たぶん)あるんだけど興奮がわかないという問題です。興奮の程度によって、全く感じない~少し感じるというように幅があります。相手がいると興奮が高まらないが1人の時は興奮が高まってオナニーをしている、1人の時も興奮が高まらずオナニーもしたことが無い、といったパターンがあります。

主な原因としては、性的なものへの関心の少なさ(自分でブレーキをかけている)、性格や過去の性経験(ネガティブなものやトラウマレベルのものまで様々)、親子関係によるもの、親からのネガティブな性教育、性的未成熟(経験不足)、パートナーによるもの、宗教や文化的な要因等が考えられます。

施術をする中で、前戯をほとんどしないパートナーの話は何度も聞きました。

昔どこかのクリニックのHPで「不感症の原因はほぼ100%親子関係の問題である。」と断言されていて衝撃を受けたことがあります。原因は人それぞれ様々なので100%とするのはどうかと思いますが、親子関係に問題がある人の不感症率は高くなりがちなのは実際によく聞きます。

親子関係の問題に限らず日常的な悩みを抱えている人はセックスに集中できない原因になります。また、自己肯定感が低い人はセックスにおいても集中できないことが多いようですが、これらは一つの要因でしかないので「○○だと絶対気持ちよくなれない」というわけではありません。

オーガズムレベルの問題

興奮はして気持ちいいんだけどオーガズムに至ることができないという問題です。一般的にクリトリスでオーガズムに達することができる女性は90%以上、膣内のみへの刺激でオーガズムに達することができる女性は20-30%と言われています。

また、1人の時はイクことができるけどパートナーとのセックスでイクことができないという種類の問題もあります。主な原因は女性のメンタルの問題とパートナーの知識・テクニック不足です。 

女性の不感症は女性だけのせいではない

性の三相以外の見方としては、男性側と女性側の視点で見てみても分かりやすいです。女性側に原因がある場合もあれば男性側に原因がある場合、もしくは両方に原因がある場合も多いです。

女性が気持ちよくなれない原因は必ずしも女性だけにあるわけではなく、複合的な要因が絡み合っています。

女性側の状態良くても男性側に問題があれば結局ダメ、というように様々な要素のプラスマイナスで結果的に気持ちよさのレベルが決まります。

オーガズム不全・無オーガズム症という不感症

そもそも女性のオーガズム不全は不感症に分類していいのかという疑問があると思います。性機能不全とは、セックスにおいて何かしら支障が起きているかどうか、もしくはセックスを十分に楽しめない要因になっているかどうかで判断されます。

この視点で考えるとオーガズムに達さなくてもお互い満足していれば問題ないと言えます。イクことにこだわりすぎるとプレッシャーになって逆にイケなくなってしまったり、一種のハラスメントのようになってセックス自体が嫌になってしまうこともあります。

ただ、女性の性的満足度の観点や、女性がイクことで男性の興奮度や満足度が向上することを考えると、やはりイケるに越したことはありません。近年ネット上で中イキや脳イキができる女性の体験談が増殖し、自分がイケないことをコンプレックスに感じる女性も増えてきているように感じます。

ポルチオイキや脳イキは多幸感を得られると聞きますし男性からしても嬉しいものなので、個人的にはぜひマスターできるようにチャレンジしてもらいたいなと思います。

中イキや脳イキについて書くと膨大な量になってしまうのでまた別の記事で詳しく解説します。

不感症改善のメリット

不感症は早期に改善することが望ましいです。感じないままセックスを繰り返すことで、その経験がさらに感じにくくなる原因にもなりえるからです。

不感症を改善すれば以下のようなメリットがあります。

  • 自分がもっと楽しめるようになる
  • パートナーに喜ばれる
  • セックスレスになりにくい

女性用風俗で不感症を改善

さて本題です。不感症の改善や、オーガズムのことについては産婦人科の先生よりも女性用風俗の技術系セラピストの方が詳しいと思います。ただ、知識や技術については体系化して共有されているものではないのでレベルには大きな開きがあったり人それぞれ内容が異なりやり方の相性もあります。

よくある一般的な性感マッサージは焦らし効果で普段よりは性的感度はアップしやすいですが、基本的には性感開発や不感症改善のためのものではなく、癒し目的な側面が強いです。

FOUNDATION」では、癒し目的の女性用性感マッサージとはまた別のセックスカウンセリングも含めた性感開発や不感症改善に特化した施術を提供しています。

※単純なフェザータッチで焦らすだけの性感マッサージの施術だけだと「男性が下手なことが原因の人」以外は効果を感じにくいです。

セックスカウンセリングでは、セックスに対する間違った思い込みや考えを正していきながら、気持ちよくなれない原因、気持ちよくなるためのコツ、オーガズムとはどういったものなのか、イクためのコツといった事を分かりやすくお話しています。

冒頭でも述べましたが女性用風俗で全ての原因を解決することは難しく、得意不得意があります。以下のような場合は女性用風俗が特に有効です。

  • オーガズム不全(中イキや脳イキ)
  • 興奮レベルの問題(全般的に興奮が高まり切らない、特定の性癖がある場合や、パートナー相手だと興奮が高まらない等)
  • メンタル的な要因で深層因でない場合

これらに対しては医療機関ではない女性用風俗の強みが生かせるので早期に改善に至りやすいです。

女性用風俗で対応が困難な不感症タイプ

逆に女性用風俗で対応が困難なものとしては、まずは性欲レベルの問題です。性欲が湧かないと次のステップの興奮レベルに進めません。ただ、自分では性欲が無いと思っていても単に性的なものに触れていないだけな場合もあります。動画を見てムラムラしたりする気持ちがあれば女性用風俗でも気持ちよくなれる可能性はあります。

うつ病等が原因の場合については、心療内科や心理カウンセリングに通って根本的に解決するのが先決だと思います。

また、性欲レベルと興奮レベルにまたがる問題として、性嫌悪症や性的トラウマ、もしくは性的なものに限らない深層因の問題についても、ただの女性用風俗セラピストではそこまで深く切り込めないので、セックスカウンセリング外来のある心療内科や専門の心理カウンセリングに行くのが望ましいです。

ただ、心療内科や心理カウンセリングの人たちは性的な部分に直接切り込むことが難しいため時間がかかりがちです。セックスに関わるトラウマ問題は心理カウンセリングが得意な女性用風俗セラピストが一番適しています。

筆者の知り合いでこの分野に特化したセラピストがいるのでお悩みの方は連絡いただければ紹介も可能です。

膣内が全く感じないという悩みについて

膣内が感じない女性については、1回目で簡単に改善するパターンと1回目では難しく長期化しそうなパターンと両極化します。

1回目で簡単に改善する女性の特徴としては、性経験が少ないことです。回数や経験人数が少ない場合は慣れてなかったり緊張から上手く興奮が高まっていない、興奮が高まる前にパートナーがすぐに挿入してきてしまっている等の理由が多いためです。

逆に、経験人数が多いのに全く膣内が感じにくいという女性は長期化しやすい傾向にあります。何らかの深層因の要因が考えられるか、気持ちよくないセックスがマイナスの経験として積み重なり悪化してしまっている可能性が高いです。

女性用風俗で不感症を改善するためのコツ

このあたりのコツや考え方についてはとても重要なので「FOUNDATION」の性感体質改善コースの中のカウンセリングではさらに詳しくお話しています。

身を委ねること

まずは相手を信用して身を委ねて受け身になってみるのが大切です。セラピストによって色々とやり方は違ったり、普段のセックスの流れや常識とは異なる方法をしたりするのでとりあえずは疑問に思わないことです。

自分でも頑張ること

受け身になることが大切とは言っても、ただ他人任せにするという事とは違います。不感症の原因は男性と女性両方にあるということで、女性自身も自分から興奮を高めていくようにする必要がある場合もあります。

女性が自分で興奮を高めるという事が出来るようになると、パートナーにテクニックが無くても性的な満足を得やすくなるというメリットがあります。

何回通えば改善するのか?について 

これはケースバイケースとしか言いようがないです。また、何をゴールとするかにもよります。前述した通り不感症の原因は人それぞれであり深刻さも異なります。例えば中イキをゴールとする場合等では1回で達成できる事も多いですが、絶対的なものではないので期間や回数を要する女性もいます。

イク感覚をしっかり身に着けたい、性的感度をもっと高めたいという目的であれば、回数を重ねていただければその分どんどん感度やイキやすさは上がっていく傾向にあるので複数回の利用を考えていただければと思います。

女性用風俗店・女風セラピストを選ぶコツ

初回時の選び方

不感症の改善という目的だとやはりまずはきちんとした知識や技術があることが一番です。判断基準としてはなかなか難しいのですが、その人が書いている内容や過去の実績が参考になると思います。

また、セラピストの技術的なことだけではなく、性格的な相性も大事なのでプロフィールや口コミ、文章をきちんと読んで自分に合いそうかどうかも判断したいところです。

継続するかどうかの判断基準

まずは初回で効果を感じたかどうかが重要です。全く感じなかった、ほんの少ししか感じなかったという場合は、相性がよくない可能性が高いので別のセラピストを試してみるのを検討したほうがいいと思います。

多少の効果を感じているのであれば、2回目以降の方が緊張も減って安心感からより感じやすくなるので、とりあえずの様子見で数回継続してみるのがいいと思います。3,4回通って改善が見られなければ、他のセラピストも検討していいと思います。

女性用風俗と自己開発どちらがいいのか?

中イキ自己開発というのが一部の女性の間で流行っているようですが、成功報告をしている人はもともと簡単にイケる素質がありそうな人が多い印象です。また、施術を受ければすぐに中イキや脳イキも出来そうだなあという人でもずっと悩みながら達成できていないのをよく見かけます。

性感開発は筋トレと似ていると思います。女性用風俗=パーソナルトレーニング、自己開発=自己流自重トレ、みたいなもので効率の面や結果の出やすさが全然違います。

自分でできる不感症改善

自分でやる場合は、中イキ開発というよりは感度の向上を目的に行うのがいいと思います。手段としては大きく分けて2種類あります。まず一つ目は興奮を高めやすいように訓練をすること、二つ目は感じやすくなるための身体作りです。要はメンタルとフィジカル両方を鍛えるという事ですね。

興奮を高める練習

興奮を高めるための練習としてはオナニーのやり方を変えることです。

そもそも性欲が高まりにくいという人は、いきなり性器に触れなくてもいいのでまずはアダルト小説やレディースコミックから始めて、女性向けのアダルト動画を色々と見てみることから始めましょう。

日常的にオナニーをしている人でも、間違ったやり方をしている人が少なくないです。感度を高めるためのオナニーのコツは以下のようなものがあげられます。

  • 小さい刺激を感じるように意識する
  • 大人のおもちゃを使わないようにする
  • 筋肉に過度に力を入れないようにする
  • 焦らしながら性器以外も触る
  • 妄想力や想像力を強化する

詳しくはまた別の記事で解説することとします。

感じやすくなるための身体作り

筋トレ

まず大事なのは筋トレです。これはもう何年も前から言っていることなのですが、膣トレよりも筋トレをした方が感度向上に繋がりやすいです。筋トレをしたら全身の感度が高まったという話はよく聞きます。

神経の発達やホルモンの活性化等が理由として考えられます。また、深いオーガズムは(全身の)筋肉が関与しているので、筋肉がある方がオーガズムを得られやすいし、快感のレベルも深まる傾向にあるようです。

ストレッチ

また、ストレッチも重要です。近年、男性のドライオーガズム(メスイキ)界隈では血流や前立腺の柔らかさが大事という説が一般化しています。女性の場合も同様で、骨盤回りの血流が良好な方が感度が高まりやすい傾向にあります。

そのため、日常的な股関節周りのストレッチやセックス前に湯船に浸かる等身体を芯から暖めることが推奨されます。体位によっては身体が固いと違和感や痛みを感じて興奮の高まりが阻害される要因になるので、ストレッチで柔軟性を高めておくことで間接的にも感度向上に繋がります。

一部で流行っている仙骨シャワーの効果は体験談を見る限りどうとも言い難いところです。個人的には今のところシャワーオナニーの亜種かプラセボ効果の線が濃いかなと思っています。

パートナーの教育の必要性

仮に女性用風俗で不感症が改善されたとしても、パートナーとのセックスで同じように感じるかというのはまた別の話です。パートナーが下手、ちゃんとやってくれないという問題に対しては解決方法は2通りあります。

一つ目は、パートナーとコミュニケーションを取って教育すること。二つ目は、自分の感度を深いレベルまで高めることです。まずは相手にきちんと自分の感じていることやして欲しいことを伝えることが重要です。しかし、どういう風に伝えたらいいかわからない、伝えることで相手を傷つけないかという不安がある人も多いと思います。

そこでオススメなのは、セックス教本を買って一緒に実践する作戦です。一般のカップルにはAV男優のしみけんの本(BEST SEX)やアダム徳永のスローセックス実践マニュアルが簡易的な内容なので実践しやすいです。

それでも変えてくれないという場合は、別れた方がいいです。、、、というわけにもいかないので、そういった場合は自分の感度を相手に依存しないレベルまで高めるというのも一つの手段です。相手を変えるより自分を変える方が簡単だったりします。

その他改善方法色々

媚薬は効果があるのか?

不感症改善の方法の一つとして媚薬を思いつく人も多いと思いますが、ほとんどの媚薬が効果が無いと言われています。効果的な媚薬があるという人もいますが、有益な情報は全く表に出てこないのでひた隠しにされているか、違法な薬物の可能性が高いです。

アダルトグッズ専門店やamazonで売られている媚薬は、主に局部に熱を感じるタイプのものでプラセボ効果で感度が上がる人はいるにはいると思います。

余談ですが、違法ドラッグ(?)でイキまくった経験があるという女性に話を聞いたことがありますが、そのドラッグの名前はわからずとりあえず飲まされたというようなことを言っていました。効果があるといわれてもドラッグは依存性があり身体によくない上に違法なので絶対手を出さないでください。危険です。

お酒は効果があるのか?

一般的にお酒を飲むとセックスが気持ちよくなるという話をよく聞きますが、実際に人によっては効果があると思います。アルコールは理性を弱める効果があるので緊張が強い人でお酒を飲むことで気持ちがほぐれるのなら有効です。

ただし、お酒を飲んでも気分がよくならない人は逆効果になったり、お酒を飲んで興奮する人でも飲みすぎると集中力が低下して感度が下がってしまうので注意が必要です。

医療機関における不感症改善

最後に女性用風俗以外の選択肢として医療機関での不感症改善について情報を置いておきます。医療機関に行く場合は、産婦人科、心療内科、美容クリニック、心理カウンセリングの4パターンがあります。

性交痛はまずクリニックへ

不感症を訴える女性は性交痛も伴っていることが多いです。性交痛に関しては、何らかの疾病の可能性があるのでまずは産婦人科に相談に行ってください。女性用風俗で改善を目指す場合でも同様です。

クリニックでは不感症改善が難しい?

感じない、イケないという悩みは結局のところ興奮足らないという理由が多いのですが、クリニックでは直接的に興奮を高めたり直接性器に対して性的刺激を行うといったことは絶対にできません。

彼らは性科学の専門家であり、セックスや性的快感の専門家ではありません。

不感症の場合はまず先に女性用風俗に行く方がおすすめです。どうしても女性用風俗でも改善できない場合、もしくはそもそも性欲がわかないといった場合は心理的な深層因の原因がある可能性が高いので心療内科や心理カウンセリングに行ってみるのも検討してください。

クリニックで行われる不感症改善の施術

クリニックで行われる不感症改善の施術は基本的には自費診療となるので費用は高額になりがちです。産婦人科や美容クリニックでは物理的な施術を受けられ、心療内科や心理カウンセリングではメンタル面からアプローチが行われます。

産婦人科・美容クリニックでの治療

産婦人科や美容クリニックでは、ホルモン注射やヒアルロン酸注入系、レーザー系の治療があります。産婦人科で特に効果が見込めるのが、加齢に女性ホルモンの減少に伴う不感症です。

45歳ごろから閉経の年代では急激に女性ホルモンの分泌が減少して膣の問題が起きやすくなるといわれています。女性ホルモンの問題や器質的な問題となるとやはり女性用風俗よりもクリニックが適しています。

また、一部のオーガズム不全の治療を謳っているクリニックで男性ホルモンの注射を受けたという女性が何名かいましたが、特に改善はしなかったそうです。男性ホルモンとオーガズムの関連性については興味深いところですが、男性ホルモンの注射だけでは改善が難しく、その後のセックスの質も重要になってくると思われます。

その他、物理的な治療としてはモナリザタッチや膣ハイフと呼ばれる治療法もあります。これらがどちらかというと性交痛の改善や尿漏れの改善に特に効果があるようなので、不感症の改善は副次的な効果のような気がします。

直接的に不感症の改善を謳っている治療法としては、一時期話題になった膣内へのヒアルロン酸注入(Gショット等)があります。中イキ出来ないのはGスポットにペニスが当たらないのが原因だという事で、Gスポットにヒアルロン酸を注入してペニスで刺激できるようにするといった治療法です。

この治療法の根拠について疑問点が多いことと、SNS等で口コミがほとんど見つからないので、効果のほどは、、、、。一つだけGショットの結果脳イキ出来るようになったというポジティブな口コミがありましたが、そもそもGスポットイキと脳イキは全く異なるので、こちらの口コミについては一種の思い込みによるもの(プラセボ効果)のような気がします。

心療内科・心理カウンセリングでの治療

深い性的トラウマやうつ病などの精神疾患の場合は心療内科や心理カウンセリングが適しています。心療内科の中にはセックスカウンセリング専門の窓口もありますが、日本性科学学会のHPを見てみるとごくごくわずかしかないようです。メンタル面の問題については、精神療法や行動療法が用いられます。

まとめ

不感症の問題は人それぞれ原因が異なり、改善に要する時間も個人差がありますが必ず改善するものだと思っています。一緒に頑張りましょう!

  • オーガズム不全(中イキや脳イキ)
  • 興奮レベルの問題(全般的に興奮が高まり切らない、特定の性癖がある場合や、パートナー相手だと興奮が高まらない等)
  • メンタル的な要因で深層因でない場合

不感症で女性用風俗を選ぶことに不安や心配がある方にとっては、女性用風俗は少し怖い・という印象があるかもしれません。しかし、FOUNDATIONではお客様第一のサービスが充実しているので不安を解消して使うことが可能です。

魅力的なサービスを受けることができるので、是非不感症改善で女性用風俗に興味がある方は、怖がらずに人気女性用風俗店「FOUNDATION」に予約するところから始めてみませんか?

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